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もう一度、型に立ち返る。

習うのを休止してから自分のペースで書いてきましたが、少し前から再び師に就いて学びはじめました。ちゃんと協会に提出して判定をもらいます。目的は、書道を深めることと、諸々ここまでの自分をリセットして、もう一度学ぶ心を整えるため。
送られてきた今月の課題は、『明鏡止水』
邪念のない、落ち着いた静かな心境。
なんだかコロナ騒ぎで多少なりとも余裕がなかった自分を見られているようで怖いわ。

左右の用紙に若干の段差がついてしまった。

撮影時にズレたようで、ちょっと左右の用紙の並べ方に段差がついてしまったのですが…
お手本に対して1文字1文字の正確さ、4文字の互いの文字の位置、全体のバランス。紙に対しての間の取り方。「明鏡止水」という文字を知っていて書くことができても、手本という型に完全にはめるのは難しい。右は、手本に違わないようにゆっくり書いたあと、違うところを自分で赤ペン入れしたもの。時間を置いて見ると、まだまだ違っているところを発見できます。近くで見て、さらに引いてみるともっと違いが見えます。ね、こんなに書けていない。
まず、文字の姿勢・構えが違うんですね。筆の置き方、穂先の流し方、ちょっとした角度、強弱、スピード、間隔、、いろんな要因が考えられます。このズレを個性というにはまだまだ足りないなと。まずはもっと忠実に型にはまりきって表現できてから。

そして手本の裏面、細部がわかるのがこちら。教科書ガイドみたいな感じです。

ナレーションの型やコピー、その他何かを学ぶことと、心構えは同じではないでしょうか。
今回は資格を取るまでを目標にしようと考えています。

最後に、一番嬉しかった師匠からの手紙。有難う。頑張ります。

承知しました。

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