発音と合わせて英語の単語やセンテンスを学ぶのに便利な教材がある。
ある日こんな文章に遭遇した。
訳は英語の語順で表示されるので、学ぶにはとても良い。
ひっかかったのは、ここ。
should=〜すべき
「私たちは行くべきです」
・・・あなた方はいったいどんな関係性?
ことばを伝える仕事柄、文章からシチュエーションを想像するくせが付いている。
その設定が細かいほど、伝えたい表現はリアルになってくる。
「次に会う時には私たちは映画に行くべきです。」
という訳から二人の関係性を推し量ってみる。
【目黒のimagination】
・前回の逢瀬で映画に行かなかったことで口論にでもなったのか。「次は絶対行くべきだよ」
・思いやりの心か。「せっかく招待してもらったんだから、行くべきだよ。」
・まるで、この出会いが運命であると強調させたかったのか。「君は僕(私)と映画に行くさだめなんだよ」
「should=〜すべき」
これほど勝手なドラマを連想したことはなかった。
様々な二人の関係性を想像して、ちょっと心配してしまった。
ついつい、「must=しなければならない」くらいの強さでこの単語を捉えていた。日本語的な言葉の解釈。一緒のチームでセミナーを受講しているゆうこさんと栄一先生に教えていただいた。「should」には、「〜しませんか」くらいのカジュアルな提案の意味もあるそう。そうなのね^^;
英語と日本語の理解は、その国の文化や思考を理解しているかどうかも関係してくる。
例文は唐突で、文脈がわからないものもたくさんある。
けれども。
「should」についてここまで真剣に考えたという事実は、この単語を使うシチュエーションを想像し感情として私に刻み込まれたと思う。
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