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師匠からの手紙。

夏のハガキを送ったら、筆の調べが返ってきました。
書の師匠からのお返事。

文字という表現に向き合って、一文字に何十年も時間をかけ続けてきた人。
日本語で書いたことない文字なんてないんじゃなかろうか。
教えてもらった筆は今も続けています。
ちゃんと墨も磨ってます。

自分の要領の悪さ故、申し訳なくも身近な人ほど順番が後になり、ようやくこちらからハガキを送ることができました。
師匠自身、パートナーと突然の別れが訪れ、私もどのように声をかけて良いかわからなかったというのも事実。

そして、身近な人ほど声をかける気恥ずかしさも伴うのも本音。
そんなこと言ってる時間なんてないのにね。

返ってきた文章を読んで、文字に圧倒されながらも洗練された文章に涙が出ました。
ぽつりぽつりと紡がれた言葉から伝わるものがあると。

お米も美味しかったよ。
水墨画も描く人なので、また展示があれば見にいくから教えてほしい。
私も描きたいので今度また教えてください。

揃えた絵筆はまだ眠ったままです…^^;

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