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発音矯正トレーニング記録〜初級講座Day8〜「初級講座を終えて」

3月初旬から始まった英語発音矯正。初級講座が終了しました。
約2ヶ月、毎朝トレーニングビデオを見て一緒に声を出す。まずは、1音を形作るために呼吸、声帯の使い方、圧力、調音器官の細かな調整を繰り返し筋力をつけてきました。今は、1日に1回は英語を聴かないと落ち着かない…。すべてを理解するにはまだまだなのですが、聴き取れる単語が少しずつ増えてきています。まったく分からなかったときは少し聴くだけですぐに疲れていたのですが、1日5分、次第に10分20分と延ばしていきました。今はただ音を聴くこと、音を聴くこと…。「声」という同じ楽器は使えども、言語が違えば発音も違う。当然使う筋肉も違うので、日本語の発声の幅も広がってきています。一つを繰り返すこと、別の角度からもアプローチすること、どちらも必要と考えています。
なまじ英語は学生時代学んだ期間がある分、誰かと比較して習得できなかったことがコンプレックスにもなっていました。しかし、ちょっとロシア語を勉強したときは、ただ学ぶことに集中できた。まったく未知の言語に触れ、使える人が周りにいなかったので、自分ができなくても劣等感が生まれようもなかった。ツールが異なるだけで自分が学ぶということに関しては同じであるはずなのに。比べる対象がなければ落ち込みようもない。ブロックをかけるのは自分自身なのですね。こんな風に、自分の状態について「なぜ?」と問うことは解決を見つける第一歩だと思います。さあ、次は中級編に進みます!

それと同時期に、自身が受け持つボイストレーニングやスクールの授業がありました。英語発音矯正を学ぶ中で、確認し言語化できたことがたくさんあったので、改めて伝える側として教材の整理と見直しを。今回は座る姿勢、立つ姿勢で新しい説明を加えたのですが、自分でも毎日意識してきたおかげか、はっと気がつけばいつのまにか肩こりが解消していました。ちょっとびっくり。知らないうちに筋肉に余計な負荷をかけていたのですね。

受講生ならわかる、気をつけるポイント。

自分に変化が訪れると、説得力が生まれます。意識しなくても崩れないくらい、普段の練習ではなんども調整を。さらに次月は大学の授業もあるので、また資料を整理して参ります。気がつけばご縁が、縦に横に広がっています。有り難いです。4月もまもなく終わり。前回ご紹介したハンコが…ご褒美のハンコが…もうすぐいっぱいになります!

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