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人生に別れがなければ。

故郷に一人暮らす伯母と私との文通を兼ねて、数年前から習字を再開しました。
毎月課題の書を提出しています。
課題冊子の中に今の自分に必要なのかピンとくる文字があります。
「人生無離別 誰知恩愛重 」
中国の北宋の官僚、蘇軾の詩の一節より。
文字の並びを見ただけで直感的に理解でそうです。
脳裏をかすめる何かが、それぞれにありますでしょうか。

「別れ」とは、新たな始まりでもあります。
出会わなければ、別れることもない。始めなければ終わらせることもできない。
「ある」から「ない」
ひとつひとつに重みがあるのですね。




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