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メイキング4「完成、そして」

春先から取り組んできたプロジェクトが完成しました。
2020年にコロナと共存の時代が始まってから、多くの人が思うように身動きが取れない状況が続いていると思います。私自身も一人で考えることが増え、気持ちや体調面でのアップダウンもありました。そんな中、何ができるか、何をしたいか、自問自答を繰り返しました。そして、出した答えがこの作品です。やっぱりナレーションが、仲間とつくることができる現場が好きです。
それならば。
自分が依頼して作ろうと思いました。誰に何をお願いできるか、日々の会話を通していろいろと考えていました。MAを経験したことがない、ナレーターと仕事をしたことがないという声も耳にしました。技術交換をしながらこの現場経験が、お互いに血となり肉となり、財産になるといいなと思いました。関係者ひとりひとりにスポットが当たってほしいと理想を掲げました。
スタートから、一転二転ありました。どうなるのか、焦りや不安になることもありました。映像も音もナレーションも一緒に考え、たくさんわがままも言いました。ゴールまで走りきるためのスタンスをひたすら考えました。でも、とても楽しかった。思考は終始慌ただしく動き続け、まるでお祭りのように駆け抜けた時間でした。私の拙い言葉に、真剣に耳を傾け、根気強く、一緒に走り続けてくださった制作スタッフの皆様お一人お一人に、心より感謝申し上げます。まずは、完成作品をご覧ください。

オープニングからエンディングまで、いろいろ込められています。
一人ではきっとたどり着けなかった。一緒だから見えた景色がありました。
メンバーに恵まれた現場でした。立ち上げからVTRに携わり、いろいろなことに改めて気がつきました。日頃よりお世話になっている様々な現場制作スタッフの皆様への感謝や尊敬の念も、さらに深まりました。ナレーターとして仕事ができるようになったのもこれまでお世話になった皆様のおかげ。その感謝も伝えたく、このVTRを形にしたいと思いました。
この作品はその思いごと、次なるプロジェクトに繋げるべく引き継いでいただきました。
ここで終わりではなく、ここから。
なかなか会うことが難しい状況下に、作品を通して、人と人がつながるプロジェクトにしていけたらと思っています。

いや〜、ようやく一区切り!
一番嬉しかったのは、「楽しかった」ということばがメンバーから聞けたこと。
本当にありがとうございました。
超主観的ではありますが感謝を込めて、これから、ブログで順次スタッフをご紹介させていただきますね。これからも宜しくお願い致します。

目黒 泉

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