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メイキング9「スイッチ」

次にご紹介するのは、衣装でお世話になった着物ブランドSHITO HISAYOのみなさま。
中森明菜さんの「DESIRE -情熱-」の衣装に心を奪われた方も多いと思います。私も定期的に過去動画が見たくなります。
2021年年明け、一生に一度ともいえる一着と出会いました。日本の民族衣装、着物です。
光栄なことに、生みの親である紫藤尚世先生に見立てていただき初めて着つけていただいた瞬間、スイッチが入りました。自国の文化に共鳴したのでしょうか。今回のVTR制作のひらめきも、この一着の着物から。

青山の一等地に、パワースポットのような存在です。
声をかけていただけるなんて、なかなかないのです。直感で、「これだ」と思いました。
着付けが進むうちに、だんだんと背筋が伸び、気持ちがシャンとしてきます。
詩織(左)さんと店長の翔子さん(右)。二人には色々教えていただいております。
着物でいっぱい遊びに行くぞ〜🎶撮影by詩織さん。目黒の性質をよくとらえてます笑

この頃は、自分で着付けできませんでした。しばらくしてやっぱり自分でも着られるようになりたいと、鈴木翔子店長のご指導のもと、なんとか形にできるようになりました。SHITO HISAYOでは、お着物を購入されたお客様にお店で着物の着付けをしていただけます。自分で着るのも誇らしいのですが、こちらでしていただく着付けがまたピタッと身体を守ってくれているような安心感があるのです。着物とともに一生お客様に寄り添ってくださいます。着物は身体に巻くように着るその性質からか、洋服とは異なる独特の一体感があります。子供の頃親の手に抱きしめられたような、そんな安心感があります。着る人、着せる人、両方の愛情がこの一着に魂を宿らせるのかもしれませんね。
VTR後半は、着物を着てのロケ。表参道から、赤坂方面へ。
思えば、東京に出てきたばかりの頃から、この辺りとのご縁が深いようです。思い出話をしながら、懐かしい景色をを巡りました。梅雨時の撮影で天候を心配していましたが、この日だけ思いっきり晴れたのでしたね。チームのエネルギーが雨雲を吹き飛ばしたのかな。
お店に導いてくれた詩織さん、細やかな気遣いを欠かさない翔子さん。着物とともに、素敵な仲間ができたことが、一番の幸せです。これからも宜しくお願い致します。

SHITO HISYOの着物は、お客様1人1人カスタマイズしていただけます。誰かと同じになることはない、自分だけの唯一のファッション。お着物にご興味のある方はぜひお立ち寄りください。

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