きっかけは、番組でお世話になったミキサーの西岡くんが音声を担当したという記事が飛び込んできたから。あと3日。この日しかない。大雨の中、最終日に間に合いました。
インド・ランタンボール国立公園で撮影された「野生の虎」
写真家・山田耕熙氏の個展です。
初見をの反応を大切にしたくて前情報を入れずにギャラリーへ。
足元も見えないほどの暗闇、耳をすますときこえる自然の音。明かりがともり視界がひらけた時の安堵。自分の力ではコントロールできない明と暗はまさに自然そのもののようでした。
夜が明け朝が来る。太陽がのぼって沈んで。繰り返しの中に、生きるための活動があります。トラもヒトも同じ。
限られた場所でいきものが共存するためのシステムは、喰うも喰われるも生きるも絶えるも、自然の中あるがままの野生の動物にとっては、本来まったく関係のないこと。でも、お互いに存在してしまったからには共存の道を歩む方法を模索し続けなくてはいけない。起こりうることにただ身を委ねる。快適な暮らしを追求するヒトにとっては勇気がいることなのかもしれません。





















※展示されている中から惹かれた作品。撮影とSNS等投稿OKをいただいております。
写真家 山田耕熙氏HP
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